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コケ抑制剤・コケ取り剤のおすすめ|水槽のコケ対策に人気の商品と使い方

コケ抑制剤・コケ取り剤のおすすめ|水槽のコケ対策に人気の商品と使い方

「掃除しても掃除しても、すぐにコケが生えてくる」

ガラス面の緑のコケや、石に広がる茶色いコケ。何度こすっても戻ってくると、うんざりしてしまいますよね。

そんなときの心強い味方が、コケ抑制剤です。水に入れるだけ、ろ過槽に入れるだけで、コケが増えにくい状態をつくってくれます。

この記事では、コケ抑制剤の選び方と使い方、人気でおすすめの商品を紹介します。

この記事でわかること
  • コケ抑制剤の種類と選び方
  • 人気のコケ抑制剤6つの比較
  • エビや水草への影響と正しい使い方
  • コケ抑制剤を使うときの注意点

それでは《コケ抑制剤・コケ取り剤のおすすめ|水槽のコケ対策に人気の商品と使い方》について書いていきます。

コケ抑制剤の選び方

コケ抑制剤は、商品によって効くコケや使い方が違います。次の5つのポイントを確認していきましょう。

コケ抑制剤とは?

コケ抑制剤とは、コケが増えにくい状態をつくるための薬剤やろ材のこと。コケの光合成を抑えるものや、コケの栄養になるリン酸を吸着するものなどがあります。

①液体タイプかろ材タイプかを選ぶ

コケ抑制剤は、大きく液体タイプとろ材タイプに分かれます。

タイプ 仕組み 長所 短所
液体タイプ 水に溶かして
コケの成長を抑える
入れるだけで手軽
効果が出るのが早め
定期的に
入れ直す必要がある
ろ材タイプ コケの栄養になる
リン酸などを吸着
効果が長く続く
水に成分を足さない
フィルターに
入れる場所が必要

すぐに対策したいなら液体タイプ、コケの原因になる栄養を減らしたいならろ材タイプがおすすめです。

②悩んでいるコケの種類に合わせる

コケ抑制剤には、得意なコケと苦手なコケがあります。

緑色のコケや茶色いコケには多くの商品が対応しています。一方で、黒ヒゲコケのように手ごわいコケには、効果が出にくい商品も少なくありません。

コケの種類の見分け方は、水槽のコケの見分け方と落とし方の記事でくわしく紹介しています。

③エビや水草への影響を確認する

コケ抑制剤のなかには、エビや一部の水草に影響が出るものがあります。

エビを飼っている水槽では、エビにも使えると書かれた商品を選びましょう。ウィローモスやリシアなどは、多くのコケ抑制剤で注意が必要とされています。

④効果が続く期間を確認する

液体タイプは、1か月ほどで効果が切れるものが多いです。

ろ材タイプは、2〜3か月ほど効果が続くものもあります。入れ直す手間を減らしたいなら、効果が長く続くタイプを選びましょう。

⑤淡水用か海水用かを確認する

コケ抑制剤には、淡水専用の商品と、淡水・海水の両方に使える商品があります。

海水水槽で使う場合は、海水に対応しているかを必ず確認してください。

悩んでいるコケの種類と、エビ・水草への影響を確認してから選ぶのが、失敗しないコツです。

コケ抑制剤比較一覧

この記事で紹介するコケ抑制剤6つを一覧にまとめました。

商品名 タイプ 得意なコケ 持続期間 対応 参考価格
テトラ
コケブロック
液体 茶ゴケ・緑ゴケ・
糸状のコケなど
4週間ごとに追加 淡水 約700円
(250mL)
コトブキ
すごいんです コケ防止
液体 緑藻類 約1か月 淡水 約800円
(300mL)
カミハタ
アンチグリーン
液体 藍藻(とくに得意)
緑藻・珪藻
- 淡水 約3,500円
(250mL)
ベルテックジャパン
Bioコケクリア
液体 緑コケ・茶コケ・
付着性の藍藻
約1か月 淡水・海水 約1,900円
(300mL)
エーハイム
リン酸除去剤
ろ材 リン酸・ケイ酸を
吸着してコケを抑える
約3か月 淡水・海水 約1,600円
(3個入)
コトブキ
P・カットネット60
ろ材 緑藻類の発生抑制 約2〜3か月 淡水 約2,600円
(3袋)

※価格は販売ページによって変わるため、最新の価格とセット内容はリンク先で確認してください。

幅広いコケに使うならコケブロック、藍藻に悩んでいるならアンチグリーン、長く効かせたいならリン酸除去剤がおすすめです。

【液体タイプ】おすすめのコケ抑制剤4選

液体タイプは、水に入れるだけで使える手軽さが魅力です。水換えのタイミングに合わせて使いましょう。

テトラ コケブロック|幅広いコケに使える定番の抑制剤

テトラ コケブロック スペック表
タイプ 液体
得意なコケ 茶ゴケ、緑ゴケ、ひげ状コケ、
アオミドロ、糸状コケ、藍藻など
使用量(60cm水槽) 対策時 30mL/予防時 15mL
使い方 予防は4週間ごとに追加
容量 100mL/250mL
参考価格 約700円(250mL)
おすすめポイント
  • 淡水水槽の主要なコケに幅広く対応している
  • 銅などを含まず、エビにも使えるとされている
  • 水草に影響が出にくい濃度に調整されている

コケ抑制剤といえばこれ、と言われるほどの人気の高い定番の商品です。

使ってから約2週間で効果の差が出るとされています。使ったあと6〜8時間は、活性炭などの吸着するろ材を外しておきましょう。ウィローモスやリシアには使えません。

コトブキ すごいんです コケ防止|緑のコケを約1か月予防

コトブキ すごいんです コケ防止 スペック表
タイプ 液体(日本製)
得意なコケ 緑藻類(水中・ガラス面)
使用量(60cm水槽) 19キャップ(1キャップ6mL)
持続期間 約1か月
容量 150mL/300mL
参考価格 約800円(300mL)
おすすめポイント
  • 入れてもpHや硬度が大きく変わりにくい
  • 水中のコケにも、ガラス面のコケにも使える
  • 手ごろな価格で、続けやすい

ガラス面の緑のコケに悩んでいる方におすすめの、手ごろな日本製の抑制剤です。

活性炭など吸着するろ材と一緒に使うと効果がなくなるので、使う間は外しておきましょう。ウィローモスやリシアは枯れるおそれがあります。

カミハタ アンチグリーン|藍藻に悩んでいる方に

カミハタ アンチグリーン スペック表
タイプ 液体(無色透明)
得意なコケ 付着性の藍藻(とくに得意)
緑藻・珪藻(ゆっくり効く)
苦手なコケ 糸状のコケ、黒ヒゲコケ、アオコ
対応 淡水専用
容量 100mL/250mL/500mL
参考価格 約3,500円(250mL)
おすすめポイント
  • ヌルヌルした藍藻に強く、使った翌日から減り始める
  • 成分は水と酸素に分解され、水槽に残らない
  • 無色透明で、水を色づけない

底砂や水草にべったりと広がる藍藻に悩んでいる方におすすめの抑制剤です。

藍藻が多いときは、先にある程度取り除いてから使いましょう。枯れた藍藻が水を汚すことがあるためです。効果が弱く感じても、量を増やすのは避けてください。

ベルテックジャパン Bioコケクリア|淡水にも海水にも使える

ベルテックジャパン
¥1,919
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ベルテックジャパン Bioコケクリア スペック表
タイプ 液体(天然原料が主成分)
得意なコケ 緑コケ、茶コケ、付着性の藍藻
使用量 水10Lに10mL
持続期間 約1か月(月1回追加)
対応 淡水・海水
参考価格 約1,900円(300mL)
おすすめポイント
  • 重金属を使わず、天然原料が主成分
  • シュリンプやアロワナにも使えるとされている
  • 淡水にも海水にも使える

エビを飼っている水槽や、海水魚の水槽でコケを抑えたい方におすすめです。

コケが生える前の20〜25日ごとに追加するのがおすすめとされています。サンゴやイソギンチャクなどの無脊椎動物がいる水槽には使えません。

幅広く使うならコケブロック、手ごろさならすごいんです、藍藻ならアンチグリーン、エビや海水ならBioコケクリアがおすすめです。

【ろ材タイプ】おすすめのコケ抑制剤2選

ろ材タイプは、フィルターに入れておくだけで、コケの栄養になる成分を減らしてくれます。

エーハイム リン酸除去剤|コケの栄養を吸着して約3か月

エーハイム リン酸除去剤 スペック表
タイプ ろ材(パック入り・ネットバッグ付き)
はたらき リン酸塩・ケイ酸塩を吸着
使用量 水50Lに1パック
持続期間 約3か月
対応 淡水・海水
参考価格 約1,600円(3個入)
おすすめポイント
  • コケの栄養になるリン酸とケイ酸をまとめて吸着する
  • pHを急に変えにくく、吸着したものを放出しない
  • 1パックで約3か月使え、手間がかからない

茶ゴケや、なかなか減らないコケに悩んでいる方におすすめのろ材です。

水の流れがよい場所に、ネットバッグごと置いて使います。使う前に粉を洗い流し、手前に粗目のマットを置いて目詰まりを防ぎましょう。

コトブキ P・カットネット60|青水や油膜にもすぐ効くネットタイプ

コトブキ P・カットネット60 スペック表
タイプ ろ材(ネットタイプ)
使用量 60cm水槽に1袋
はたらき 緑藻類の発生抑制、
青水・白濁り・油膜・においの除去
持続期間 約2〜3か月(60cm水槽で最長90日)
対応 淡水専用
参考価格 約2,600円(3袋)
おすすめポイント
  • 青水や白濁り、油膜を30〜60分ほどで取り除ける
  • コケの発生を2〜3か月抑えてくれる
  • ネットタイプで、フィルターに入れるだけで使える

コケだけでなく、水の濁りやにおいもまとめて対策したい方におすすめです。

濁りや油膜をすぐに取る効果は1回限りなので、そのあとはコケの予防として使い続ける形になります。

茶ゴケやしつこいコケにはリン酸除去剤、濁りや油膜もまとめて対策したいならP・カットネットがおすすめです。

コケ抑制剤を購入するときの注意点

コケ抑制剤は便利ですが、使い方を間違えると思わぬトラブルになることがあります。

①コケ抑制剤だけでは根本的な解決にならない

コケが増える原因は、主に光の当てすぎと、水の中の栄養の多さです。

コケ抑制剤は、あくまでコケを増えにくくする補助です。照明の時間や餌の量を見直さないと、薬が切れたとたんにコケが戻ってきます。

私も以前、コケ抑制剤に頼りきりで、入れるのをやめた1週間後にはガラスが緑に戻ってしまったことがありました。照明時間を短くしてからは、抑制剤の出番がぐっと減りました。

コケの根本的な原因と対策は、水槽のコケが生える原因の記事でくわしく解説しています。

②活性炭と一緒に使わない

液体タイプのコケ抑制剤は、活性炭などの吸着するろ材に成分が吸い取られてしまうことがあります。

使う間は、活性炭を外しておきましょう。商品によって外す時間が違うので、説明書を確認してください。

③ウィローモスやリシアがある水槽では注意する

多くのコケ抑制剤は、ウィローモスやリシアなどに影響が出るおそれがあります。

これらの水草を育てている水槽では、使う前に商品の注意書きを必ず確認しましょう。

④使用量を守る

効果を早く出したいからといって、量を増やすのはやめましょう。

使用量を超えると、水質が急に変わったり、生き物に負担がかかったりすることがあります。

⑤黒ヒゲコケには別の対策も考える

黒ヒゲコケは、多くのコケ抑制剤が苦手とする手ごわいコケです。

黒ヒゲコケには、木酢液を塗る方法や、コケを食べる生き物に手伝ってもらう方法もあります。くわしくは木酢液の使い方の記事で紹介しています。

コケ抑制剤は補助として使い、照明と餌の量の見直しと組み合わせるのが、コケを減らすいちばんの近道です。

コケ抑制剤に関するよくある質問

コケ抑制剤を入れたら、今あるコケは消える?

商品によって違いますが、多くは今あるコケを消すより、増えるのを抑える効果が中心です。

今あるコケはスクレーパーなどで取り除いてから使うと、効果を実感しやすくなります。

エビがいる水槽でも使える?

エビにも使えると書かれた商品なら使えます。

テトラ コケブロックやBioコケクリアは、エビにも使えるとされています。使う前に、商品の注意書きを確認しましょう。

どれくらいで効果が出る?

液体タイプは、1〜2週間ほどで変化を感じることが多いです。

藍藻に使うアンチグリーンのように、翌日から効果が出始めるものもあります。

水換えのたびに入れる必要がある?

商品によって違います。水換えのたびに、換えた水の量に合わせて足すものもあります。

説明書に書かれた使い方に合わせて使いましょう。

コケを完全になくすことはできる?

水槽からコケを完全になくすのは、とても難しいです。

少しのコケは、水槽が自然な状態にある証拠でもあります。気にならない程度に抑えることを目指しましょう。

【まとめ】コケ抑制剤・コケ取り剤のおすすめ

この記事では《コケ抑制剤・コケ取り剤のおすすめ|水槽のコケ対策に人気の商品と使い方》についてまとめてきました。

総括
  • すぐ対策するなら液体、長く効かせるならろ材タイプ
  • 悩んでいるコケの種類に合った商品を選ぶ
  • エビや水草への影響、活性炭との併用に注意する
  • 抑制剤は補助。照明と餌の量の見直しが根本対策

目的別のおすすめを、あらためてまとめておきます。

目的別のおすすめコケ抑制剤
  • 幅広いコケを抑えたい:テトラ コケブロック
  • 手ごろに緑のコケを予防したい:コトブキ すごいんです コケ防止
  • 藍藻に悩んでいる:カミハタ アンチグリーン
  • エビや海水の水槽で使いたい:ベルテックジャパン Bioコケクリア
  • コケの栄養を長く減らしたい:エーハイム リン酸除去剤
  • 濁りや油膜もまとめて対策したい:コトブキ P・カットネット60

コケが減ると、水槽の中がぐっと明るく見えるようになります。コケ抑制剤を上手に使って、きれいな水槽を保ちましょう。

まずは今悩んでいるコケの種類を確かめて、合った商品を選んでみてください。