多肉植物は実に原種で10,000種以上、交配種を含めると20,000種以上もあり、非常にラインナップが多い植物です。
多すぎるが故にどの多肉にしようか初めての時は迷いますよね。
もちろん、自分の好きな見た目の多肉を選ぶのも良いですが、最初は初心者でも育てやすい多肉を知っておきたいところ。
そこでこの記事ではどんな多肉が育てやすいのかを解説していきます。
- 初心者におすすめの多肉植物
- 多肉植物の育て方について
初心者におすすめの多肉植物【5選】
まず初めに、初心者におすすめの多肉植物を5つ紹介します。
どれから育てれば良いかわからない人はこの5つの中から選べばOKです。
おすすめ1 : エケベリア

エケベリアは【ベンケイソウ科・エケベリア属】に分類される多肉植物でして、多肉植物の中でも一番メジャーと言っても良いでしょう。
エケベリアは手入れも簡単で育てやすいので初心者にうってつけ。
エケベリアは【春秋型】で、春と秋に育ちますが花を咲かせる品種もあり1年中楽しめるのがポイント。
重なり合う葉がバラみたいに綺麗で見てるだけで癒されます。
おすすめ2 : グラプトペタルム

グラプトペタルムは【ベンケイソウ科・グラプトペタルム属】の多肉植物で、肉厚な葉っぱと色合いがとても綺麗です。
暑さや寒さにも強いため育てやすいのも特徴でして、朧月(おぼろづき)やブロンズ姫が初心者に人気です。
エケベリアとグラプトペタルムを交配させた【グラプトベリア】も可愛いですよ。
おすすめ3 : セダム

セダムは【ベンケイソウ科・マンネングサ属】の多肉植物で、ぷっくりと肉厚の葉がなんとも可愛らしいんです。
日本でも人気でして、初心者にとっても寒さや乾燥にも強いため育てやすいこともポイントです。
画像でも使っている【虹の玉】がとても人気があります。
500種類以上ものあるセダムは、単体でも存在感がありますが、寄せ植えなどではサブとしても輝く主役にもわき役にもなれる多肉界の名俳優です。
おすすめ4 : ハオルシア

ハオルシアは【ユリ科(アロエ科)・ハオルシア属 】の多肉植物です。
ハオルシアは、アロエっぽい感じの硬質葉系と、透明な軟質葉系があり、人気なのが軟質葉系です。(画像も軟質葉系ハオルシア)
光に当たると透けるなんとも不思議な魅力があります。植物なのに透明で綺麗なのがやはり人気のポイントです。
室内で簡単に育てられるので初心者にもおすすめ。
ぷにぷにした可愛さと透き通る綺麗さを併せ持った魅惑の多肉。
おすすめ5 : アエオニウム

アエオニウムは【ベンケイソウ科・アエオニウム属】の多肉植物です。
アエオニウムもエケベリアのようにバラみたく葉が開きますが、肉厚ではないため、一般的な花びらのように咲き誇ります。
小型から大型まで様々でして、寄せ植えのメインとしてもアクセントとしても使えます。
人気なのは「黒法師」「カシミアバイオレット」です。
季節によって葉色が変化するものが多くて楽しいんですよね。
多肉植物の育て方の基本
多肉植物は他の植物に比べるとお手入れも少なく、丈夫なため育てやすいのですが、だからと言って放っておいてはいけません。
基本的に多肉植物を入れる【鉢】は、「通気性が良く」「底に穴が開いていて」「若干穴が深い」と間違いはありません。
土に関しては、多肉植物用の土が販売されていますので初心者の人はそれを使いましょう。
多肉植物は一部の種類を除き、【日光】が大好きなので、室内でも日の当たる窓際などに置いておくのがベターです。
水やりは「2週間に1度程度」を目安にします。ただ、葉っぱの様子をみて、しわが寄っていたりツヤが無くなっていたりしたらあげるタイミングです。
最初のイキイキとしてプリプリな状態を覚えておいて、元気がなくなったと感じたら上げると良いでしょう。
多肉の管理は簡単だけど、愛情を持って育ててあげるとながく楽しめます。
この記事では簡単に説明しましたが、多肉植物の育て方について詳しく知りたい人は「失敗しない多肉植物の育て方【水やり・植え替えなどお手入れのコツを伝授】」の記事をご覧ください。
初心者におすすめの多肉植物 まとめ
この記事では《【初心者必見】はじめての多肉植物は何が良い?育てやすいおすすめの多肉を厳選!》についてまとめてきました。
20,000種類以上もある多肉植物、どれを選ぶか初心者の人は迷うのでこの記事で紹介した種類をまずは育ててみると良いです。
育ててみると、多肉植物の丈夫さや育てやすさに気づきますので、そこからいろいろな種類に挑戦してみてはいかがでしょうか。