多肉テラリウム

多肉植物の育成ライトのおすすめ|室内で徒長させない人気LEDライト

多肉植物の育成ライトのおすすめ|室内で徒長させない人気LEDライト

「部屋で育てている多肉植物が、ひょろひょろと伸びてしまった」

ぷっくりと詰まっていた多肉植物が、いつの間にか茎ばかり伸びて、形がくずれてしまう。室内で育てていると、よくある悩みですよね。

この原因の多くは、光が足りないことです。多肉植物はとても日光が好きな植物なので、室内ではどうしても光が不足しがちです。

この記事では、多肉植物を室内で元気に育てるための育成ライトの選び方と、人気でおすすめのLEDライトを紹介します。

この記事でわかること
  • 多肉植物が徒長する原因とライトの役割
  • 多肉植物向け育成ライトの選び方
  • 人気の育成ライト5つの比較
  • ライトを使うときの注意点

それでは《多肉植物の育成ライトのおすすめ|室内で徒長させない人気LEDライト》について書いていきます。

多肉植物の育成ライトの選び方

多肉植物は、苔などに比べてたくさんの光を必要とします。次の5つのポイントを確認して選んでいきましょう。

徒長とは?

徒長とは、光が足りないときに、植物が光を求めて茎や葉をひょろひょろと伸ばしてしまう状態のこと。一度伸びた部分は元に戻らないので、早めの対策が大切です。

①光の強さは「PPFD」で比べる

植物育成ライトの明るさは、PPFDという数値で比べるとわかりやすいです。

PPFDは、植物が光合成に使える光の量を表します。多肉植物のように強い光を好む植物には、PPFDの高いライトが向いています。

PPFDとは?

PPFDとは、植物が光合成に使える光が、1秒間にどれだけ届いているかを表す数値のこと。単位は「μmol/m²/s」で、ライトからの距離が近いほど大きくなります。

②形は育てる鉢の数で選ぶ

多肉植物の育成ライトには、主にスタンド型と電球型があります。

形 向いている育て方 長所 短所
スタンド型 1〜数鉢
多肉テラリウム
置くだけで使える
インテリアになじむ
照らせる範囲が
せまい
電球型(E26) 棚に並べた
たくさんの鉢
光が強く
広い範囲を照らせる
ソケットや
スタンドが別に必要

1つの多肉テラリウムや数鉢を照らすならスタンド型、棚にたくさんの鉢を並べて育てるなら電球型がおすすめです。

③照射距離を調節できるか確認する

育成ライトは、近づけるほど光が強くなります。

ただし、近づけすぎると葉焼けの原因になります。電球型なら、推奨の照射距離を守れるよう、高さを変えられるスタンドと組み合わせましょう。

④演色性の高いライトを選ぶ

演色性(Ra)が高いライトは、太陽の光に近い自然な色で植物を照らしてくれます。

多肉植物の紅葉や葉の色をきれいに楽しみたいなら、Ra95以上を目安に選んでみてください。

⑤タイマーで毎日の点灯を自動にする

育成ライトは、毎日同じ時間だけつけるのが理想です。

タイマーが付いていないライトでも、コンセント用のタイマーと組み合わせれば自動でオン・オフできます。

多肉植物には、PPFDの高いライトを選び、照射距離と点灯時間を一定に保つのが徒長させないコツです。

多肉植物の育成ライト比較一覧

この記事で紹介する育成ライト5つを一覧にまとめました。

商品名 形 消費電力 光の強さ 演色性 参考価格
GENTOS
そだつライト
スタンド型 3.2W 最大 約2,000lx
(高さ30cm時)
Ra90 約5,000円
GENTOS
そだつライト PLUS+
スタンド型 6.0W 無段階調光 Ra95 約6,500円
ゼンスイ
EverSun 365 mini 12W
電球型(E26) 12W PPFD 約300 Ra98 約5,000円
ゼンスイ
EverSun 365 24W
電球型(E26) 24W PPFD 600(LB・40cm) Ra97(LB) 約8,800円
BARREL
NEO AMATERAS 20W
電球型(E26) 20W PPFD 610(40cm) Ra96 約14,000円

※価格は販売ページによって変わるため、最新の価格とセット内容はリンク先で確認してください。

多肉テラリウムを照らすならそだつライト、棚の鉢をまとめて育てるならEverSun 365やNEO AMATERASがおすすめです。

【スタンド型】おすすめの多肉植物用育成ライト2選

スタンド型は、置くだけで使える手軽さが魅力です。多肉テラリウムや、窓辺に置けない数鉢の多肉植物にぴったりです。

GENTOS そだつライト|多肉テラリウムを明るく照らすスタンド型

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GENTOS そだつライト スペック表
形 スタンド型
消費電力 3.2W
明るさ(高さ30cm時) Low 約600lx/Mid 約1,400lx/High 約2,000lx
演色性 Ra90
高さ調節 150〜300mm
参考価格 約5,000円
おすすめポイント
  • 3段階の明るさ調節で、植物に合わせて光を変えられる
  • 高さを変えられ、容器との距離を調節しやすい
  • インテリアになじむシンプルなデザイン

小さな多肉テラリウムを、デスクや棚で楽しみたい方におすすめのライトです。

多肉植物には、いちばん明るい「High」で使うのが目安です。光の強いライトではないので、窓辺の光と組み合わせると、より徒長を防ぎやすくなります。

GENTOS そだつライト PLUS+|明るさを無段階で調節できる上位モデル

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GENTOS そだつライト PLUS+ スペック表
形 スタンド型(スイングアーム)
消費電力 6.0W
調光 無段階調光
演色性・照射角 Ra95・100度
対応する容器 高さ36cmまで
参考価格 約6,500円
おすすめポイント
  • 消費電力6.0Wで、通常モデルより明るい
  • 明るさを無段階で細かく調節できる
  • 高さ36cmまでの容器に対応し、大きめのテラリウムにも使える

通常モデルよりも明るさがほしい方や、大きめのガラス容器で多肉テラリウムを作っている方におすすめです。

演色性Ra95の自然な光で、多肉植物の色づきもきれいに楽しめます。

小さな多肉テラリウムならそだつライト、明るさや容器の大きさに余裕がほしいならPLUS+がおすすめです。

【電球型】おすすめの多肉植物用育成ライト3選

電球型は、強い光で広い範囲を照らせるのが魅力です。棚にたくさんの多肉植物を並べている方におすすめです。

ゼンスイ EverSun 365 mini 12W|手ごろに始められる電球型

ゼンスイ EverSun 365 mini 12W スペック表
形 電球型(口金E26)
消費電力 12W
明るさ 全光束 950lm(PPFD 約300)
演色性・色温度 Ra98・約6,000K
推奨照射距離 約30〜80cm
参考価格 約5,000円
おすすめポイント
  • 電球型のなかでは手ごろな価格で始められる
  • 演色性Ra98の、太陽の光に近い自然な色
  • 小型で、デスクライトやクリップソケットにも付けやすい

はじめて電球型の育成ライトを使う方や、数鉢の多肉植物を照らしたい方におすすめです。

E26口金の電球なので、クリップ式のソケットやスタンドを別に用意しましょう。

ゼンスイ EverSun 365 24W|強い光で多肉植物をしっかり育てる

ゼンスイ EverSun 365 24W スペック表
形 電球型(口金E26)
消費電力 24W
光の強さ(照射距離40cm) LB:PPFD 600/LW:PPFD 550
色温度 LB 約6,000K(白い光)/LW 約3,000K(暖色)
推奨照射距離 約40〜100cm
参考価格 約8,800円(LW)
おすすめポイント
  • PPFD 600の強い光で、日光が好きな多肉植物にも向いている
  • 白い光と暖色の光から、部屋の雰囲気に合わせて選べる
  • 離れた位置からでも、棚の鉢をまとめて照らせる

窓辺に置けない多肉植物を、ライトだけでしっかり育てたい方におすすめのライトです。

暖色のLWタイプは、リビングでも明るすぎず、インテリアになじみやすいのが魅力です。光が強いので、推奨の距離を守って使いましょう。

BARREL NEO AMATERAS 20W|太陽光に近い光で育てる人気の電球型

BARREL NEO AMATERAS 20W スペック表
形 電球型(口金E26)
消費電力 20W
光の強さ(照射距離40cm) PPFD 610・29,000lx
演色性・色温度 Ra96・約5,900K
推奨照射距離 40〜150cm
参考価格 約14,000円
おすすめポイント
  • 太陽光に近いフルスペクトルの光で、植物を自然な色で照らす
  • PPFD 610の強い光で、室内でも締まった株に育てやすい
  • 購入から3年間の保証付き

多肉植物や観葉植物を本格的に室内で育てたい方におすすめの、人気の高い育成ライトです。

価格は高めですが、光の強さと見た目の自然さを両立しています。推奨照射距離が40cm以上と長めなので、高さに余裕のある場所で使いましょう。

手ごろに始めるならEverSun mini、強い光でしっかり育てるならEverSun 24WかNEO AMATERASがおすすめです。

多肉植物の育成ライトを購入するときの注意点

育成ライトは、使い方しだいで効果が大きく変わります。次のポイントを押さえておきましょう。

①近づけすぎて葉焼けさせない

強い光を近づけすぎると、葉が茶色く焼けてしまうことがあります。

商品ごとの推奨照射距離を守り、最初は少し離した位置から始めて、様子を見ながら近づけていきましょう。

②点灯時間を一定にする

ライトをつけっぱなしにすると、植物が休む時間がなくなってしまいます。

1日10〜12時間ほどを目安に、タイマーで毎日同じ時間にオン・オフするのがおすすめです。

③風通しも一緒に確保する

多肉植物は、光だけでなく風通しも大切です。

ライトの熱で鉢のまわりが蒸れると、根腐れの原因になります。サーキュレーターなどで空気を動かしてあげると安心です。

私も以前、棚の奥でライトだけを当てて育てていたところ、下葉がふやけたように傷んでしまったことがありました。小さなサーキュレーターで風を送るようにしてからは、株が元気を取り戻しました。

④電球型はソケットとスタンドを用意する

E26口金の電球型ライトは、それだけでは使えません。

クリップ式のソケットや、高さを変えられるスタンドを一緒に用意しましょう。電球の重さに耐えられるものを選ぶのがポイントです。

⑤すでに徒長した部分は元に戻らない

ライトを使い始めても、すでに伸びてしまった部分は元には戻りません。

伸びた部分を切って挿し木にし、新しい株として育て直すのもひとつの方法です。

推奨距離を守り、点灯時間と風通しを整える。この3つを意識すると、室内でも締まった多肉植物を育てられます。

多肉植物の育成ライトに関するよくある質問

窓辺に置いていればライトはいらない?

日当たりのよい南向きの窓辺なら、ライトなしでも育つことが多いです。

ただし、北向きの部屋や、窓から離れた場所に置く場合は、ライトで光を補ってあげると徒長しにくくなります。

普通のLED電球でも代わりになる?

普通のLED電球は、部屋を明るくするためのもので、植物が育つのに必要な光の強さが足りないことが多いです。

多肉植物を育てるなら、植物育成用のライトを選びましょう。

ライトの電気代はどれくらい?

20W前後の電球型ライトを1日12時間使うと、月に200円ほどが目安です。

NEO AMATERAS 20Wは、1日12時間・31日間で約200円とメーカーで試算されています。

多肉テラリウムにも使える?

使えます。ガラス容器は熱がこもりやすいので、ライトとの距離を十分にとりましょう。

多肉テラリウムに向いている多肉植物は、ミニ多肉植物セットの記事でも紹介しています。

苔テラリウム用のライトとの違いは?

苔はあまり強い光を必要としませんが、多肉植物は強い光を好みます。

そのため、多肉植物には苔テラリウム用よりも、光の強いライトや明るさを上げられるライトが向いています。

【まとめ】多肉植物の育成ライトのおすすめ

この記事では《多肉植物の育成ライトのおすすめ|室内で徒長させない人気LEDライト》についてまとめてきました。

総括
  • 室内の多肉植物が徒長する主な原因は光不足
  • 光の強さはPPFDで比べる
  • 数鉢ならスタンド型、たくさんの鉢なら電球型
  • 推奨距離・点灯時間・風通しを整える

目的別のおすすめを、あらためてまとめておきます。

目的別のおすすめ育成ライト
  • 小さな多肉テラリウムを照らしたい:GENTOS そだつライト
  • 明るさを細かく調節したい:GENTOS そだつライト PLUS+
  • 手ごろに電球型を始めたい:ゼンスイ EverSun 365 mini 12W
  • 強い光でしっかり育てたい:ゼンスイ EverSun 365 24W
  • 太陽光に近い光で本格的に育てたい:BARREL NEO AMATERAS 20W

育成ライトを使えば、日当たりの悪い部屋でも、ぷっくりと締まった多肉植物を育てられます。

多肉テラリウムの基本は多肉リウムを徹底解説の記事で紹介しています。まずは育てたい場所と鉢の数を確認して、ぴったりのライトを選んでみてください。